ACTION HERO-PRO
リュウケンドー（素体編）

　先のページに引き続き、色が変です。
脳内修正しつつ見てください（ひでえ）

　これが素体状態、足も付属の可動の物に替えてあります。

　手足の各関節部分はネジ止めになっており、ある程度固定力を調整できます。
膝、足首など調整できるのは嬉しいですね。

　背面のネジをはずしていくと腹、腰までは簡単に分解できるのですが、胸パーツは上の方でしっかりかみ合っており、バラすのに少し苦労します。

　首も二重関節、首上部、下部ともボールジョイントとなっています。

　しかしこれは基部の方から中途半端に回ったりしてしまい、逆にポーズ付けづらい部分もあるので、なにかを挟むなどしてどちらかの可動を渋めにしてやってもいいかもしれません。

　肩基部は一見ミクロマンと同じように見えますが、胴体の中にＹ字型のジョイントパーツがあり、それに肩基部のボールがかさなり、その上にボディパーツという二重構造となっています。

　そのため、へたるようなこともなく、がっちり好きな位置で固定できるようになっています。
逆に言えば可動が固めなのですが、この部分に関してはそのくらいの方がいいでしょう。

　手は親指が回転可動、他の四指が開く、閉じるの可動です。

　この四指が装着変身のように分割されていればさらに表情が出るのですが、丈夫さとのトレードになりますね。

　少し武器が握りにくいので、親指内側や手のひら側を少しけずってやれば保持力アップするかな？と思っています。

　手首はボールジョイント、差し替えはパチパチとストレスなしなので、今後出るなら差し替え手首など付属するとディスプレイにいいかも。

　股間部には可動軸隠しのカバーが付きます。

　このカバー、きちんと脚の動きについてくるので、可動の邪魔にはなりません。ただミクロマン素体のスケールアップというわけではないのがわかります。

　なお、腹部は上下ともボールジョイントでよく動きます。この可動範囲もミクロマンより上。

　素体用の足は軸が２つも入っていて可動。

　このように反らしたり、またお行儀悪く足指でもの掴んだり、とかできます。

　オオツカ企画の素体くんと比較。

　比べるとかなり小さいです。
これは素体くんの脚が長めなことが大きな要因かと思われます。

　素体くんより少し小さめですが、ソフビによってはこちらの方が大きさが合うでしょう。
また、素体くん改造する人の中でよく行われていた、手首、足首のボールジョイント化がデフォルトでついているのもよいところです。
素体くん新バージョンが金属製という別方向に行っている今、合うスーツがあればポスト素体くんとして非常に有力かと思われます。
価格の安さも大きなポイントです。

　タカラトミーが素体として販売するつもりなのかどうかが気になるところですが…