「ジャイアントロボ ロケットバズーカバージョン」

やまと・2001
6800円

またも重量級玩具・ジャイアントロボ

紹介編

 オリジナルアニメビデオ版ジャイアントロボ、
「THE ANIMATION-地球が静止する日」
より、主役メカ、ジャイアントロボ。

 アニメの方は、横山光輝オールスター的キャスト、そして今川泰宏的はったりかましまくり&おっさん最強路線でなかなか、必見の作品ではある。最初から見てた人は、
「完結までどれだけ待たすねん!」という気にもなったけどね…そして最終巻みたら
「終わってねえ!!」とかいう気分にもなったけどね。

 最近?でもないが、スパロボαに出演、微妙な強さだったが…全力パンチを打ちまくれるのはよかったが、他が化け物揃いだっただけに、芸の少ないロボでは辛かったか。

 さて、この玩具、かなりのダイキャスト使用率で、ロボの重量感を想起させるできばえ。なにしろ実際重いのだし。
800gはあるようだ。
 フォルムは若干腿や腕が細いかな?と思うが、悪くない。

 ちなみにこの写真で、ところどころにある丸いのはネジ穴かくし。これがけっこう歪んではめ込まれていたりするので、かえってネジ穴を目立たたせてるような気もするが…

 可動もひととおりは動く。肩関節などが見た目細いので不安になるが、きっちりクリックが設けられていて、カチカチと動かして遊ぶことができる。各部の重さにも負けることはないようだ。

 ただ、腰と膝上の回転がゆるゆるで、すぐ回っちゃってみっともなかったので、分解して回転軸にビニールを挟み込み、強化。これでかなり可動の印象はよくなった。

 首関節は2重になっており、割と動く。スカート部も軟質素材で、足の可動に配慮しているようだが、実際のとこ、クリアランスがけっこうあるので別に軟質じゃなくてもよかったかも。

 背部メインロケット。ロケット全体の角度を変えられるほか、基部から回転までする。
回転にはクリック機構つきだが…

 「史上最強のロボ」という称号とともに、「史上最凶」との名もあるジャイアントロボ。その一因がこの顔であろう。
(動力が原子力、というのも最凶の理由の一つだろうが)
ちなみに顔の横の線は、モミアゲではなく、大作少年がつかまるための梯子である。

 今回、回転軸の強化で分解したついでに、各部墨入れも行った。ちょっとやりすぎてしまったが。目とかはより悪っぽくしてみた。

 このやまとのジャイアントロボ、2バージョンあって、私が買ったのはロケットバズーカバージョン。ご覧の通り、ロケット部が豪快に変形してあらわれる隠し必殺兵器、ロケットバズーカを再現。

 もう1つのバージョンはミサイルフル装備バージョン。各所のハッチ(赤い部分)が開き(またははずれて)ミサイルを装着することが出来る。

 基本的にはそれぞれの付属品以外は同じものなので、両方買えば、ミサイル&バズーカバージョンが作れる…のだが、どうせなら同梱してほしかったなあ。

 ロケットバズーカ変形パターン。

1.ロケット上部がスライド、前に倒れ、排気口扉が開く(玩具ではロケット上部をはずして差し替え)

2.胸ハッチからアームが出てバズーカを支える(玩具ではハッチはずして差し替え)

3.バズーカ砲身がスライドして伸びる
(玩具でも伸びます)

 差し替えとなる、ロケット上部。空洞になっているので、余った拳(握り手、平手それぞれ1セット付属)を入れてある。なくさなくて便利。

 国際警察機構エキスパート、銀麗さん付き。ミサイルバージョンにはロングスカート銀麗さんが付いている。

 本来なら草間大作少年がついてるべきでは?と思うが、まあそれじゃ嬉しくないか。

 でもこれちょっと、足長すぎない?人間離れしすぎ…

バトル編へ


玩具&フィギュアへ戻る

表紙へ戻る