「ジャスティライザー
グレン・カゲリ・ガント」その2

コナミ・2004

 劇中では2番目だが、玩具はガントより後になってしまったライザーカゲリ。

 ラクロス部のキャプテンをつとめる高校生、真田ユカが装着する「仁」の戦士。
忍者イメージのデザインである。
とにかく細い。

 首、足首のリングがオシャレ?
全体に細く、背中のピンの幅もグレン、ガントより狭いのでマントの共用は不可。しないか。

 ついでにマントについて書くと、劇中では裏が黒なのだが、一枚物ゆえそれは再現されていない。
また、肩の部分が布ではなく、アメフトのアーマーを着込んでいるかのようにごついのが少し残念。
しかし考えてみればマントがついているというだけでかなり偉い、と納得。

 専用武器カゲリストライカーが付属。
カゲリダガーは抜けないが、ストライカーの弓部?は展開可能で、必殺技
「ファントムクラッシュ」の再現ができる。

 頭部。
なんだかスーパーロボット大戦にでも出てきそうなフェイスである。
何かに似ていると思うのだが…レッドミラージュ系列のMHにこんなのいなかったっけ?

 足を左右に開いての旋風脚は無理。
前後に開いてごまかすことはできるけど、手が地面に付きません。

 スカート部は軟質素材、中央のバックル部分はピンで止めてあるだけなのでこのあたりまではなにもせずにはずすことが出来る。(お尻の方で接着されているけど)

 ドクターゾラもビックリ、3人目のジャスティライザー、ライザーガント。

 ロボット大好き工学部大学生、平賀真也が装着する「智」の戦士。
いろいろ四角い。頭とか。
足首も四角いのでちょっと可動範囲は狭め。
グランセイザーの時と同様、ジョイント内側を削るなどすれば改善するかとは思うけど。

 腰横にアーマーをぶら下げているデザインだが、このフィギュアではアーマーは腿と一体化。
ぴったり一体になっているのでかえって気にならないところではあるが、途中で回転軸が入ってしまっている。

 招き猫みたいな手つきが印象的な名乗りポーズ。
全体にカッコイイんだかおもろいんだか微妙なキャラな平賀さん、グランセイザーに入っていても違和感ないかも。

 特徴的な形状の頭部。
百式の横に板を貼り付けたような。
しかしこれ、立体で見てみると意外と?カッコイイ。
特にこのアクションフィギュアでは頭身が上がり目なのでとてもしっくりするボリューム感。

 専用武器ガントスラッガー付属。
必殺技「バーサス・カノン」は再現できないが、このサイズならやむなしか?

 付属の物は
通常形態「ガントショット」状態を再現している。
(ターゲットアンカー、中央の銃口が起きていない)

 ガントスラッガーは腰に装備できる。
劇中では腕アーマーの下から出しているように見えるライフルパーツだが、それも腰に付けられて便利。
この状態でもマント装着は可能。

 スラッガーには可動軸が仕込まれており、設定通りに変形。

 ライフルパーツと接合し、ガントライフルに変形。
パッケージには書いてないので変形の仕方も持たせ方も自分で調べないといけない。
ほんとは下から持ち上げるようにつかんでいるのだが、手首可動の関係もあって再現は困難。

 細々と書いてきましたが、とりあえずストレートにカッコイイといえる3体です。
玩具単体として見たときのまとまりのよさはグランセイザーフィギュアと比べると長足の進歩と感じられます。

→つまらないので見たい人だけネタ編
「車間距離注意」へ


玩具&フィギュアへ戻る

表紙へ戻る