JP-002-ER SATURN BIT

TAKARA・1988

　サターンビット。通信情報サイバー。毛利亮一が装着する。
白と黒のツートンで、一番警察らしい？
見ての通り、肩に装着されたレドームを初めとして、各種センサーを内蔵し、劇中でも非常に便利に使われていた。建物の中だろうが地下だろうが、即座に目標物を発見できるのだ。
もっとも、その分戦闘力は落ちるらしく、サイバーアームも工具系を主に使用していた。
　役柄としては、お調子者という設定ではあるが、サイバーコップのまとめ役といった面も持ち、全編通して「いい奴」という、なかなかよい役であった。
２３話にて、武田の特訓相手をしたりするエピソード（うろおぼえ）にいい奴ぶりが現れていた。

　演じたのは当時ＪＡＣの若手、水本隆司氏。
その後、数回改名？今は冴場都夢氏である。
最近では、「ウルトラマンガイア」にチームシーガルの一員（なんか毛利とあまり変わらんキャラだが）として、「ウルトラマンティガ」にもゲスト出演、他、ドラマ以外でも活躍中らしい。
　サイバーコップの中で、本人が入ってアクションしていた期間が一番長いらしい。（他の人はケガ等で休みがあったとのこと）
サターンビットのマスクはよく透けて見えており、それは普通ならあまりよろしくないのだが、そこに本人の顔が見えるので、逆に嬉しくなったものだった。

　サターンビット、前後。
肩のレドーム、左右非対称の胸が特徴。
顔は、本物はもっとゴーグルから下の部分が長いので、かなりイメージとは違う。マーズビットと同じく、コンパクトにまとまり過ぎているきらいがある。

　得意のポーズ。ほとんど毎回、このかっこうでいろいろとサーチしていた。脇役サイバーの中では一番役立っていたに違いない。

　マーズビットに持たせるより似合うかと思い、メガストームを持たせてみた。
残念ながら、脚部関節にかなりヘタリが来ているため、このような中腰姿勢しかとれなかったが。
なお、撮影時に忘れていたのだが、実際には発射前にミサイル部分がせりだす。玩具でもいちおう再現可能である。

　レーダー展開と、もう一つのギミック。
背中のハッチが開く。劇中ではここからセンサーアンテナが出現していた。

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