KSC
「M8000 COUGER F」

KSC・1997
18500円

イタリアの老舗、ベレッタ社の新鋭拳銃、クーガー。
映画「ミッション・インポッシブル」でも使われていました。
そのつながりで、背景はPowerBook520cを使ってみました。
（映画ではPowerBook540cが登場、押しつぶされたりひどい目にあっていたのだ）

○実銃について 　ベレッタ社が1995年より発売している、セミコンパクトオート。 9mm×19、40S&Wのモデルが当初より？あったが、現在では45ACP等のモデルも。 また、このＦ型以外に、サムセイフティを省略したＧ型、ダブルアクションオンリーのＤ型等がある。 　特色として、ロータリーバレルというシステムを採用していることがあげられる。見た目で言えば、発射後に銃身が回転してロッキングが解除される、ということ。このシステムにより、命中精度の向上、リコイルショックの軽減などの利点がある、らしい。

○この製品について 　新鋭機種を、いち早く製品化したのがＫＳＣ。 モデルは9mm×19、サムセイフティ装着のM8000クーガーＦ。 もちろん、ウリはロータリーバレルの再現。試しに手動でスライドを後退させてみると、バレルがくるっと回転。 もっとも、このギミックが仇となってか、ブローバックの迫力にはかなり欠ける。作動自体は良好で、スライドストップもきっちりかかるのだが、全体に動きがとろいのである。 他、命中精度や質感等、特に不満点がないだけに、この作動のとろさは残念。 　しかし！99年12月現在発売分のモデルは、ピストンユニットを換装した、ハードキックタイプとなっている。従来品を持っている人も、別売のパーツを組み込めばハードキックタイプとなる。 　今のところ、ハードキックユニットをまだ入手していないので、どの程度の効果があるかは不明だが、同社のSOCOMピストルに同じシステムのハードキックユニットを組み込んだ印象から言えば、かなりの効果が期待できそう。 　ハードキックユニット入手、組み込みしました。セイフティをはずさねばならないため、交換作業はちょい面倒だけど、効果は絶大。作動は、最近のモデルの標準くらいには高速化。ロータリーバレルというシステムを考えればこれは上出来。もちろん動作も確実。なお、耐久性維持のため、ということで交換用のバレルガイドもついている。このあたりがＫＳＣらしい気配りと言えようか。(00/05/02) 　なお、グリップの三本矢のベレッタマーク、これは初期販売分のみで、途中から商標権の関係上？オリジナルのものに変更されている。

実銃・トイガン比較データ・クーガー
	実銃	トイガン
型名	COUGAR F	COUGAR F （ガスブローバック）
メーカー	BERETTA社 （イタリア）	KSC
全長	180mm	180mm
銃身長	92mm
重量	950g	730g
装弾数	15+1	26+1
使用弾丸	9×19	6mmBB

ホールドオープンした状態。セイフティはアンビタイプです。

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