「GI-JOE TIMELESS COLLECTION
MASTERPIECE MARINE
HEAVY WEAPONS SERIES」

HASBRO 1998

		1967年の、 「HEAVY WEAPONS SET」 にあたると思われる。 防弾ベスト、迫撃砲、M60マシンガンという当時と同じ（ものは全然違う・・後述）武装に、M1A1サブマシンガン、M1911A1ピストルと、海兵隊タイプの人形が付属。 　後述する「なんで？」という部分はあるものの、防弾ベストを装着した姿は、リアルというより、玩具として非常によいバランスだと思う。
		顔はレッドヘア・ブルーアイのもの。唇の色が悪い（黄色っぽいオレンジ？）ためか？少々怖め。
		MASTER PIECEボディ。 復刻なのでオリジナルとほぼ同じと思われる。 ２１カ所可動。上半身が中空、ブロー整形？になっているため、このサイズのフィギュアでは最も安定性がよいという印象。 全般に気持ちよく動かせ、最初にしてベストの出来とも言える。 しかし、ろくにものを掴めない右手だけは困りもの。
	上：防弾ベストの下 ACTION MARINEの、よくわからない迷彩服に、ピストルベルト、ホルスターを装備。 下：防弾ベスト装着状態 肩部のリングに手榴弾を装着可能。 　さてこのセット、ちょっと変わっているのが、各所にメタルを使用していること。 ヘルメット、迫撃砲本体、ベース、砲弾、M60マシンガン、M1A1サブマシンガン、M1911A1ピストルがメタル製。まさにHEAVY WEAPONS状態ではある。 　で、これが嬉しいかというといまいち。 ヘルメットはまあいいとして（首が痛みそうだが）武器類はモールド、塗装共に甘く、可動部分もなく、かっこいいとは言い難い。 解せないのが迫撃砲で、当時の物は迫撃砲本体はプラ、二脚の部分に金属を使用し、射撃角度の調整ができるようになっていたそうだが、これは二脚が軟質のプラのため、可動はするものの、かなり頼りない。 　また、当時の物はスプリングで砲弾をとばせたというが、そのようなギミックはなし。ちなみに、砲弾もメタルのため、うっかり装填してしまうと、二度と出てこない。（実証済み）
		これは、ASTRONAUTのセットについていた、ブラウンヘア、ブラウンアイのもの。形は同じはずだが、ずいぶん表情が違う。 タフガイというよりは、ちょっと悲しげな表情。 これもリアルというより、人形としていい顔だと思う。
	21century toysの装備を着せてみた。 ベトナムの戦闘アドバイザーセットだったか？失念。 　MASTER PIECEのこの初回？ロットは、材質に問題があった？とかで、えらくクラックが入った。結局、右足が折れてしまったので、膝上から切断、そこに不用になったメディコムの素体、NEW COMBAT JOEの膝パーツより下を移植という大手術。 ついでに手も、通販で入手した、コッツウォルトのもの？に交換。武器も握れるようになってよかったよかった。 でも、もう宇宙服は着られない・・

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