「MK23 SOCOM PISTOL」
SEMIAUTOMATIC COMBAT AIR PISTOL

KSC・1998
19800円

純正のやつ（WILCOX社製）は高価いので……
ＫＭ企画のサプレッサーとハートフォードのレーザーサイト
を装着。両方ともあり物で、レーザーのアンダーマウントと、
サプレッサー用アダプターだけ新規購入。

○実銃について 　米軍の特殊部隊用として開発された、攻撃型？拳銃。突撃拳銃というのか。 アメリカ人お好みの、ストッピングパワーに優れた４５口径を採用。 　SOCOM PISTOLの名は、Special Operation COMmand（特殊作戦司令部）の略称から。近年になって、特にインドアでの拳銃の有効性が言われるなか、サプレッサー（消音器）とレーザーサイト、フラッシュライトなどの装着を前提とした、４５口径仕様の拳銃を、という条件に基づき、H&K社が開発したもの。 特殊部隊用、ということで堅牢さ、確実性もかなりハイレベルの要求があったということで、そのためかはっきり言ってバカデカイ。まあサイドアームというわけではないからいいのか。 もっとも、最近の銃だけに、フレーム等はポリマー製で全体重量は軽くなっている。

○この製品について 　とにかくデカイが第一印象。そういう銃なので仕方がないが。 グリップは見た目よりは握りやすいが、セイフティは少々使いにくい。デコッキングレバーは割と使いやすいが、マガジンキャッチは私の嫌いな押し下げ方式。このあたりも、実銃がそうだから仕方ないのだけど。 　外観はこれまたパーフェクト？らしい（他にSOCOMを出しているメーカーがないので比較しようもないが）のであるが、それが裏目に出て、照準より着弾がずいぶん下に行く。実銃どおりの寸法で作ったため、フロントサイトが高すぎたとのこと。 ただし、これは初期発売分のみで、現在発売されている物は修正されている。リアルさを求める向きには、初期型スライドがいいという意見もあるようだが。 （また、初期バージョンのユーザーにはスライド交換サービスも実施され、 「アフターサービスのいいＫＳＣ」という評判をさらに上げた。） 　内部機構もリアルに再現され、この製品で初めてインナーバレルごとのショートリコイルが採用された。それまではアウターだけがショートリコイルし、インナーは固定だったのだ。それが嬉しいかどうかはまた人によるとは思うけど。 　作動に関しては、かなり確実。でかいスライドがスムースに動く。がしかし、なにしろスライドが巨大かつ重いためか、作動スピードはいまいちな感じでキックも弱く感じる。音も 「パコン」という感じで、もひとつかなーというとこだったのだが…… そこで 「ハードキックユニット」を装着すると、とたんに作動にシャープさが！ それまでは欠点となっていたスライドの重さが一気に利点に。けっこうなキックがくる。現行発売分はハードキックタイプとなっているので安心して買ってもらってよかろう。さらにリコイルスプリングガイドについている反動軽減スプリング？を取り外せばよりすごい反動になるらしいが、壊れそうなのでやってません。 　さて、せっかくハードキックユニットも装着したことだし、でレーザーサイト（ハートフォードの9800円くらいのやつ）と、家にあったKM企画のスリムサイレンサーを、同じくKMのアダプターを介して装着。 リアルさを重視するなら、実銃用のアクセサリーも販売されているのだが、アンダーマウント＆レーザーサイト＆フラッシュライトを３点セットにしてなんと１３万円。 さらに専用サイレンサーは7500円、かつ消音効果はほとんどなし、なのでこうなったのである。 ……レーザーサイトって使い道あまりないのだけどね。猫に追いかけさせて遊ぶ、という話もあるが、目に入りそうで危ないしな。 まあうちのはサイトがあってないスライドだから、純粋にサイトとして有用か。

実銃・トイガン比較データ・グロック34
	実銃	トイガン
型名	US SOCOM MARK23	MK23 ソーコムピストル
メーカー	H&K社 （ドイツ）	KSC
全長		245mm（銃のみ）
銃身長
重量		995g（銃のみ）
装弾数	12+1	28+1
使用弾丸	.45ACP	6mmBB

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