STAR WARSより
「ライトセーバー」

上がハスブロのダース・ヴェーダー用、
下がトミーのアナキン用

○実物？について 　SW世界にて、ジェダイ騎士が使用する象徴的な武器、光剣。 ジェダイが修行の最終段階に自身で作り上げる。 　柄の中に仕込まれたパワーセルと結晶（宝石）により、光の刃を形成する。 色は青、緑、紫、赤など、長さはおおむね１M弱だが、伸縮可能なものもある。 　光刃の色は使用する結晶によって決まり、長さはパワーセルから与えられるエネルギーの振幅で決まる。 　ベルトクリップまたは充電用端子を通じて充電が可能だが、パワーセルのエネルギーは循環しており、何かを切った時以外はほとんどエネルギー消耗はないらしい。 　起動スイッチには大体のものに手から離れるとスイッチが切れる安全装置が付いている。（投げて使う時はフォースで抑えているらしい？） 　基本的に防水ではなく、水につけるとショートしてしばらく使えなくなることもある。 　その刃では切れない物はほとんどないが、遣い手の技量が求められる武器ではある。また、ジェダイ騎士各人によって形状等は大きく異なる。

○この製品について 　今回は２種まとめて紹介します。 　まずハスブロの方。今回の画像はヴェーダー卿のものですが、ルーク用の緑の刃のものもあります。 　また、エピソード１公開時には、同一ギミックと思われるクワイ・ガン・ジン用、オビワン・ケノービ用と、ダブルブレードのダース・モール用（これはギミックが少し異なる？）が発売されています。 　そして今回のエピソード２ではオビワン・ケノービ用、アナキン用、グリップが特徴的なドゥーク伯爵用が発売されました。 　ギミックとしては発光＆作動音と、刃に衝撃を与えた時のクラッシュ音が再現されており、かなり楽しく遊べます。 　トミーのスーパーサウンドの方は、今のところエピソード２アナキン用のみです。 ギミックがもりだくさんで、発光、作動音（振り方によって変化）、クラッシュ音に加え、ジェダイの音声、攻撃音等が鳴り、さらに振動ギミックもついています。 センサーが入っており、ジェダイ・トレーニングなる訓練も可能で、１人で振り回しても飽きない？ようになっています。 またシークレットコード機能により、特定のスイッチ入力パターンを入力してからしか起動しないようにもできます。

	グリップして、一振りしてやればこのように刃が伸びます。ハスブロ５段、トミー３段伸縮で、ハスブロの方が長いですが、継ぎ目も目立ちますね。 　なお、どちらも刃の完全収納はできません。グリップにメカ＆バッテリを入れる関係上仕方ないのでしょうが、せめて刃がはずせるようになってるとよかったのですが。 　収納時、ハスブロの方は下向けるとすーっと伸びてしまいますが、トミーの方は簡単なロック機構があって、勝手に伸びることはないようになっています。
	ハスブログリップ部アップ。 真ん中の長方形の部分がスイッチとなっています。割とフェザータッチです。 そのへんに転がしておくと、うっかり触って起動しちゃうことが多々あるので注意。 「ザザー！、ヴゥーン、ヴーン」とけっこうびっくりする音が鳴ります。
	電池はこのようにグリップを外して入れます。昔の懐中電灯を連想させます。このあたりの豪快な作りがアメリカっぽい？ 単２電池内蔵だけにグリップは太く、子どもにはきびしいかもしれません。
	こちらトミーの方。スイッチ部は上下２つに別れています。どちらかを押せば起動、終了には両方同時押し。一分間放置でも勝手に切れるようです。 　シークレットコード機能は、この上下スイッチを４回押す組み合わせを登録。コード入力しないとスイッチが入らないように出来ますが、あまり意味がないような？ 　なお、スイッチはLEDで点灯、作動中に上を押すことでジェダイの声が、下を押すことで攻撃効果音が鳴ります。
	グリップには２色のLEDも組み込まれ、動き、効果音に同調して点滅します。 　グリップ自体は見ての通り銀メッキ。少々安っぽいメッキではありますが、ハスブロのプラ地むき出しよりは劇中イメージに近いと言えましょう。 　画像右上の黒いでっぱりは、「携帯電話のベルトクリップに取り付けられます」だそうですが、どんなやつ？
	こちらは機能選択スイッチ。 TRY ME、OFF、PLAYの３種。これをOFFにするとシークレットコード、ジェダイトレーニングの進行状況等がクリアされます。 　カバーがついていて、普段は隠しておけるあたりはなかなか芸コマですが…
	じゃあこの端子も隠せるようにしてよ、と突っ込みたくなりますね。これはTRY ME用の配線端子。 　パッケージには贅沢にも？TRY ME専用の配線と基盤、LED付きスイッチがついているのです。本体にはTRY ME専用の音声まで… これがなかなか長く、店頭でうっかり押してしまうと延々とさわやかに解説されてしまいます。度胸を決めて押しましょう。
	こちらの使用電池は単３を４本。 電池カバーはドライバーがないとはずせません。ちょっとめんどくさいかも。 　グリップ自体はハスブロより少し小振りで、握りやすくはなっています。
	両方とも底面がスピーカーとなっています。 　どちらも割とボリュームがでかく、特にトミーの方はいろいろ喋る（電源オフの時もしゃべる…かっこいいけど）のでかなりうるさい玩具と言えるでしょう。
	握るとこんな感じ。ぼこぼこしてて持ちどころが難しかったりしますが、それはデザイン的にしかたないですね。
さて、ここまで書いてきましたが、どちらがオススメか（ハスブロ、ヴェーダー用は現在店頭には並んでいませんが、オビワン、アナキン用のものがありますので…）というと難しいところ。 　ハスブロのは割とシンプルなギミックですが、ライトセーバーの基本（ライト＆サウンド）はしっかり押さえてますし、比較すれば安価、種類もあるということで、チャンバラして遊ぶにはかなりいい感じと言えます。暗いとこでやるとすっかりジェダイになりきり！？ 　トミーのは、振動ギミックがなかなかいい感じですし、ジェダイの声もいいのですが、なにかアクションを起こさないと音が出ない（少し振れば例のハム音が鳴るのですが）が少しさびしいところ、そして一つ、かなり大きな欠点が存在します。それは 「時々日本語でしゃべりやがる」ってこと。 おおむね、「feel,dont think」やら「force is with you」とか、ジェダイ声でしゃべってくれるのですが、唐突に「辛抱が足らん」とか日本語で言うのです。これはかなりがっかりします。全部英語にしてくれ！と。 まあ、ジェダイトレーニングのための音声だと思うのですが、その割には指示は英語で出されるので意味ないよなあ… 　まあそんなところですが、ＳＷ好きな方ならどちらか一口は持っておいてもいいんじゃないでしょうか。お好きな方をどうぞ、って感じです。

実物・トイ比較データ・ライトセーバー
	実物	Electronic light&sound LIGHT SABER	スーパーサウンド ライトセーバー
型名	なし	ヴェーダー用	アナキン用
メーカー	手作り	ハスブロ	トミー
全長	不明	510/1100mm	550/915mm
重量	不明	470g（電池含）	450g（電池含）

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