| 前回のあらすじ エルドラド・ジョーが意識を取り戻した時、そこは絶海の孤島であった。 はたしてジョーは帰還することができるのか？？ |
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「のんびりしようよ、フライデー。 「だからフライデーじゃねえって。くそう、これじゃ牢屋よりひでえぜ」 「ほっほっほ」 「？あの声は？」 |
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クリスマス！ |
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「あっ、サンタ！去年はよくもやってくれたな！」 「ほっほ、あれはサンタ４０号。彼はいまヨーロッパ方面で仕事中じゃ。わしゃ別人じゃよ」 「そういやムチ持ってねえな」 |
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「今日はクリスマスイブじゃ！ おぬしたちにプレゼントをやろう！ なんでも望みを言ってみなさい。 クリスマスには願いをかなえてしんぜよう」 |
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「なにっ、じゃあオレをこっから脱出させてくれ！できるか？」 「ほっほ、お安いご用じゃ。明日の朝を楽しみに待つがよい」 |
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「やったー、ラッキー！ あんたも来る？」 |
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「ボクは…ボクの願いは…」 |
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「この手紙を家族へ」 「えっ、そんなんでいいの？」 |
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欲のない願いに驚きながらも、明日の朝のプレゼントを楽しみに |
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