ポピニカＤＸマシントルネイダー

バンダイ・2001
2980円

	アギトの専用バイク、マシントルネイダー。 翔一くんのバイクが変身？するのだが、その原理とか理由とかは不明。 　玩具っぽいカウルとかでもひとつかなあと思ったが、現物を見たらタンクからシートへの流れとかがなかなかいい感じ。メタリックな塗装もよい。 　なお、これには後述のスライダーモード用のアギトフィギュアがついているが、ライディングポーズのはない。各自装着変身を乗せて遊べということらしい。 　車体下部、黒い部分がいささか大きいのと、スライダーモード用のコロが丸見えなのは残念。
	装着変身アギトを乗せた状態。 実際の所、股関節の可動域が狭いため、それほど上手く乗れない。そこで、 ・股部パーツの前部、少し出っ張った部分を削り込み、足をより前に上がるように。 ・股関節、本体側半球上ジョイントのエッジを落とし、足の受け側も削りこみ、ハの字開脚ができるように。 　の２点を改造し、多少なりとましに乗れるようにした。やりすぎるとプラプラになってしまうので危険、なおかつ削りにくい部分なのでナイフが滑ったりして（滑って出血したよ）危険だが。 　なお、ハンドルは切れないが、変形の都合上タイヤ部は回転するので、なんとなく曲がってるようなフリはできる。
前から。 ここから見ると、イメージよりだいぶ細い。 劇中のはもっと虫っぽい、まるまるっとした感じなのだが。 カウルサイド金色のトゲトゲ部分がペタっとしているのが原因か。もう少し広がっていると、前から見たとき足が目立たなくてよいのだが。 ステップがないので足が落ち着かないのだ。	後ろから。コンソール部、なにやらナビのようなものがついている。コレ見てアンノウンのとこまで行くのか？
	クウガのビートチェイサーと比較。 翔一「大きいですねー、足、届きますか？」 雄介「そうそう、届かないんですよ。でも、大丈夫！」 　というわけで、クウガ時のオーバースケールと比べればかなりよくなったが、でもまだデカイ気味。アギトとか身長2mくらいあるのだから、バイク小さい気味でもいいくらいだと思うのだが。
	そして最大のギミック、スライダーモード。 なんとも、かっこいいとは言い難いが、ウニュっとスライドして延ばすアクション自体はおもしろい。 　このモードでは車体前後の小さいコロで転がすことができる。前の方のコロは完全に格納可能なのだが、前述のとおり後ろは出っぱなし。
	スライダーモードではこんな感じで乗る。これで加速をつけて最強キックを放つのだ。 ほんとはもう少し後ろに立つはずだが、安定が悪いのでここしか立てられなかった。腕の可動も制限されているのでポーズも中途半端だ。
	付属の人形は左足にマグネットが仕込まれており、たとえバイク形態でもぴしっと立てる。 しかし、どうせ装着変身で遊ぶのだから、装着変身シリーズの足の裏の穴を使うとかして、遊びやすくしてほしかったよ。装着変身足裏にマグネットシートでも貼ろうかなあ。 　なお、付属人形は装着変身よりちょっと小さめ。
この変形、アギト自身は知らないとこで勝手に操作されたのだが、乗ってる時だったらこんなんになったかも？ 「わー、伸びるよー」	「最近のやつらはでかいのに乗ってるなあ」 このあとヘタレ変形をするとはつゆ知らない一号ライダーであった。

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