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「コドモのころから、ヒーローにアコガレテタ。 仮面ライダーブレイドこと |
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「ここは俺にマカセロ！ 仮面ライダーギャレンこと、 |
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「タチバナさん、 『ブレイドもおもしろくなってきたね』 ってこのごろよく言われるんですよ」 |
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「うむ、がんばってきた甲斐があったな、剣崎」 |
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「最初のころのオマエは… |
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「なに言ってるんだかよくわからんし、 すぐ切れるし、 万引きで捕まるし、 ちっともメインストーリーに絡んでこないし、 いつもウェイウェイ言ってるしで、 まったくこんなヤツが主人公でいいのかと思ったものだが…」 |
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「今ではオマエと一緒にやってきてよかったと思っている。 「タチバナさん…」 |
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「俺も、タチバナさんって… |
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「なぜ見てるんですだし、 パズル喰っちゃうし、 俺の体はボロボロだだし、 俺の心に恐怖心だし、 ヘタレまくりだし、 スーツは店から持ち逃げだし、 藻くっつけたままだし、 力に溺れるし、 伊坂にいいように使われるし、 |
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バイクはぶつけ合いだし、 カリスは倒しちゃうし、 クラブＡのカード取られちゃうし、 そんな自分が情けないし、 ライダー引退しちゃうし、 桐生さん…だし、 |
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『３！』とか言うし、 ありえない特訓だし、 味覚音痴だし、 これ喰ってもいいかなだし、 居眠りしてる間にアンデッドハンター全滅だし、 スリップストリームだし、 高校生に突き飛ばされて大怪我だし、 病院脱走だし、 パワーアップは郵送だし |
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正直こんな人が先輩なんてアリ？と思ったけど、今はよかったと思ってマス！」 「剣崎…」 |
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「人をおちょくってっと、 ブットバスゾ！」 「ええっ！俺たちは仲間じゃなかったんディスか！！」 |
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「わー、タチバナさんから言い出したのに〜」 「いや〜、いいコンビだねえ〜、うんうん。」 「と、止めてあげた方がいいんじゃ…？」 |
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「小夜子〜！」とか「飛び降り変身」とか |
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