D-水月1号ふあふあモード


青いのが今回の主役・D-水月1号だ。
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「わが開発室の3号機
『D-水月1号』がようやくロールアウトしたぞ。」

「ほー、すいげつ。なんかやっとかっこいい名前がつきましたね」

「うむ。正確には
『くらげ』とよむのだ」

「……」

「雑兵くんで空、砲兵くんで陸を制したゆえ、当然3号機は水中戦用として設計した。奇しくもゲッターロボと同じとなったが、マネしたわけではないぞ。」

「あのー、くらげ、って水母または海月って書くんじゃないんですか?」

「まだ名前の事を考えてたのかね君は」

「コクピットはこの「ふあふあモード」では仰向けに寝る形となる。これで海表を漂ったらもう、らくちんかつ優雅な気持ち間違いなし」

「足のあたり窮屈そうですけどね」

「あと日焼けには要注意だな」

「横からだ。くらげというよりカメの甲羅しょってるみたいだがな」

「自分で言わないでくださいよ」

「ついでに言っておくが、ほんとうに水月という表記もあるのだぞ、くらげは」

「あんたもまだ名前のこと考えてたんか」

「後ろからみるとこうなる。今回も例によっての光学装甲だが、それより隠密性を重視してみた。レーダーにひっかかりにくい上に透明で見つけづらく、おまけに音も静か」

「ていうか静かに漂ってるしかできなさそうですが」

「なに、活躍予想図は次のページを見よ!」


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