「お買いあげ」

	「ちーす…」
	「コヤツ、このところ元気ないな」 「下っ端一人だけだからな、過労かもしれん」 「ふむ、ではちょうどよかったな」
	「こんなこともあろうかと、新しい下っ端を調達してきた」 「おお！」 「さすがはイカどの！」
	「ウィーン」 「こいつだ、ありえないざーとかいう輩から購入してな」
	「なに、なかなか値は張ったが、それだけの価値はある高級品だそうだ」 「ほう、使えそうだな」 「なるほど、アンドロイドか、それは高価かろう」
	「ちーすちーす」 「ん？」
	「ちーす」 「なに？ 『アブレラのうりつけるドロイドのなかでいちばんやすい』 だと？」
	「ちーすちーす！」 「なに！ 『地球署の署長に百体まとめて片づけられた』 だと？」
	「…と、いうことは…」
	「おぬし、ぼったくられたな！」 「むぅ…宇宙には悪辣なやつがいるものよのう」
アーナロイドをやっつけろ〜♪ 「闘え！アーナロイド」へ

「ちーす」（お前今日から俺のパシリな）
「ウィーン」

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