機械
前回のあらすじ
 南極で冒険一家に助けられたジョー。ここから新たな道が拓けるのか?

「なるほど、じゃあ南極から出たいわけだね」

「そうなんだよ、なにしろ寒いしさあ」

「あなた、あれをつかってもらったらどうかしら?」

「おお、それはいい考えだ」

「なんだろう…(不安)

「そう、あれは南極大陸に到着して間なくの話…」

「ついこのあいだの話だわ…」

回想はじまり…

「大丈夫か!しっかりしろ!」

「ありがとう…お礼にあれを受け取ってください」

…回想おわり

「ってわけで緑の人に貰ったものさ」

「短い回想だな…」

「で、それがあれよ」

「あれ?」

「これ」

「これ、って…」

「なに、これ??」

ギッ

「おい!」

「初対面で『なにこれ』とはご挨拶じゃねえかコンチクショウ!」

「げっ、生きてる??」

謎の機械を押しつけられたジョー。
実際これでどないしろというのか?と思いつつ
つづく


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