| 前回のあらすじ 強靱な足腰を誇る自転車ママと協力し、エルドラドジョーはとうとう町に到着した！ |
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「ほら、町についたわ。ここでお別れかしら？」 「ああ、かなり恥ずかしかったけどとりあえず助かったぜ」 「じゃあねー」 |
| 「おう、ありがとよー …ま、ここまで来ればもう安心だな。 だけどこれからどうしようか…」 |
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「ほうほう、お若いの、お困りのようじゃな」 |
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「わぁっ、びっくりした。あんた誰？」 「わしはこの公園のベンチから、人々の有り様、そして宇宙を見つめ、それについて考察しつづけておるものじゃよ。まあ座って話さんか？」 |
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「…てなわけで、陰謀で陥れられた結果、見知らぬこの町にいるってわけよ」 「なるほど、で、おぬしはこれからどうしたいのかな？」 「そうだな…どうするかな… そうだ、俺は戻って魔女に一泡ふかせてやらなきゃいけねえ。あいつ１人じゃ頼りなくてまかせておけねえからな。 …だけどこっからどうやって戻ればいいんだ？」 |
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「気持ちが決まったならわしについてきなさい。助けになるもんを紹介するよ」 「ほんとか！そりゃ助かるぜ」 「だが！一つ条件がある！」 「えっ？」 |
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「いやぁ、なんというかのう、その帽子わしにくれんかのう。わしゃ帽子マニアでのう。最初に見たときから欲しくてたまらんかったんじゃ」 「そりゃかまわねえが…帽子集める前に靴調達したほうがいいんじゃ？」 |
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少々うさんくさいが、希望の光が見えてきた！ 今後の展開を悩みつつ、つづく |
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