素体くんライダー改造法
（ライダーヒーローソフビ＋オオツカ企画素体）

　まず胸パーツ、裏側から削りこんでソフビ自体をうすーくしてやります。この際もドライヤーで温めながらやると楽ですが、勢いあまって表に穴が開くほどは削らないように注意。

　なお、これは組み上げてから気づいたので後で切り取ったのですが、この時点では脇の下の部分（赤でかこんであるところ）が残ってます。
これがあると、後で腕を付けたときにかなり可動に干渉しますので、気づいた時点で削り落とすとよいでしょう。

　ソフビの方の準備ができたら、いよいよ着せ付けです。

　まず、素体くんの肩を抜きます。スーツの上から、肩と胴体の接合部分に指先を入れるようにつまんでひっぱってやれば簡単に抜けます。
両肩とも、そうやって脱臼状態にしてください。
　どうしてもやりにくければスーツを脱がせて、先に腕をはずしてからスーツの袖内にいれてやってもいいかもしれません。

　はまりました。

　胸の一番胸囲の広いところを、ずりずりとでもウエスト部が越えてしまえば、あとは楽に押し込められるはずです。胸を越すまでのみの苦労です。

　胸部がだいたいはまったら、ぶらぶらになっていた腕をここでなおしてやります。
スーツ上からでも、触れば腕の関節位置がわかりますので、手探りで肩に差し込みなおしてやってください。

　これでいちおう上半身はＯＫ。最大の難関を突破したというところです。
　参考までに、はまりにくかったものなどを含めて下に載せます。

　アギト。けっこうきつめですが、このくらいなら特に細工をしないでもドライヤーだけで着せていけます。

　ギルス。どうしてもウエスト部が肩を越えることができないので、背中パーツに切れ目を入れ、実際のウエストより少し広がるようにソフビを細工。

　狼鬼。あまりにウエストが細すぎたため、脇腹部をカット。これでも細いのだが、脇下部の細めにしているため、かなり無理目に伸ばして着せることができた。

　シャドームーン。かなり初期に作ったのと、ソフビ自体が固めのため、背中側の装甲継ぎ目でカットしてある。この方法だと両面テープで固定しないといけないが、取り外しは楽。が、どうしても不安定になるので最終手段ではある。